「両立支援コーディネーター」とは?
今年もあと2か月あまりとなりましたね。
毎年思うことですが、月日はあっという間に過ぎますよね。
今年は皆さまにとってどのような年でしたか?
新型コロナウイルスに振り回されて、不自由な生活を送る日々でしたね。
でも、最近は感染者も全国で減少してきましたが、気を緩めずに感染対策を行っていきましょう!
さて、皆さまは「両立支援コーディネーター」を知っておりますか?
私は、言葉だけは聞いたことがありましたが内容などはまったく知りませんでした。
弊社では毎年「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」の申請をしております。
そこで「治療と仕事の両立支援」が健康経営優良法人の認定要件に挙げられており、
今後健康経営をすすめる上で大切な項目の一つに位置付けられています。
そこで、「両立支援コーディネーター基礎研修」を受講してみようと決心しました。
研修はオンライン形式で、参加は無料だったので・・・
研修内容は「動画配信研修」と「WEBライブ講習」があり、
何も知識を持ち合わせていない私が、この研修を受講して大丈夫かなあという思いでした。
しかし、「両立支援コーディネーター」の必要性とその役割がどのようなものなのか?
そのために知らなくてはいけない知識は何なのか?
あくまで基礎的なことではありますが知ることができ、私にとってとても有意義な研修と
なりました。
きちんと「修了証書」もいただきました。
「両立支援コーディネーター」を簡単に説明しますと、役割としては病気になったときに
仕事を辞めずに治療が続けられるようにサポートすることです。
労働者(患者)と医療と職場の理解が深まるようにサポートすることであり、あくまで
労働者(患者)より依頼を受けて、「医療スタッフ」や「事業所」との連携をお手伝いする
立場になります。
そのため、以下のような能力が必要になるそうです。
① コミュニケーション・スキル
② 医療に関する基本的知識
③ 産業保健に関する基本的知識
④ 労務管理に関する基本的知識
⑤ 社会資源に関する知識
大企業には、産業医や専門スタッフが常駐しているので環境整備が整っているそうですが、
中小企業となると、何の資格もない者が労務管理を行っているのが実状です。
中小企業での両立支援を行う体制は不十分かもしれませんが、これから少しずつでも
上記に挙げた基本的知識を勉強して、経験や知識を有する人材を失うことなく、
活躍できる環境を作れれば、会社にとっても本人にとっても有益であると思います。
また、弊社で取り組んでおります【 SDGsの活動 】の第一歩につなげていけたらいいな。
と思うので 更なる知識を身に着けるようがんばります!